日記のコーナーです。


2002年10月1日(火) TOEICL

 今日は月初め。今日から「TOEICTEST英語学習ダイアリー」をつけることにしました。これは毎日どれだけ英語に触れたかを書き込んでいく手帳で、たとえば、今日はリスニング60分、リーディング20分、という風に記録していきます。この手帳をつける理由は次のようなものです。

  1.英語が上達するために必要なのは「勉強」ではなく「トレーニング」である。
  2.トレーニングに時間をかけなければ英語の実力は絶対に延びない。
  3.トレーニングを継続する秘訣は「トレーニング時間を記録すること」である。

 当面の目標は「累積トレーニング時間:300時間」です!!


 今朝、会社で、昇格者と異動者の挨拶がありました。kokが勤めている会社では例年、管理職の昇格は4月、組合員の昇格は7月なのですが、今年は不景気の緊急対策ということで、昇格や昇給が凍結されていたのですよ。で、今日、その凍結が解除されたので、例年なら4月や7月に昇格する人が今日やっと昇格したというわけです。



2002年10月3日(木) ビジネスとITについて考える

 今日は、品川プリンスホテルで行われた「HP OpenView Universe Tokyo 2002」というイベントに行ったのですが、朝一番で行われた、「7つの習慣」の紹介者として有名な経営コンサルタントジェームス・スキナー「ビジネスとITについて考える」というタイトルの基調講演がおもしろかったです。

 このジェームス・スキナーという人、主に日本で活動しているらしく、めちゃくちゃ日本語が上手いです。(それも関西弁。) 喋りも軽快で、経営コンサルタントっていうよりエンターテイナーって感じ。講演内容でメモったことを下に書いておきますね。

  ・ITが普通になってしまえば、IT技術者はほとんどいらなくなる。アウトソーシングした方が良い。ITからIBへ。
  ・変化を歓迎すること。→安定させようとすることは痛みの始まり。
  ・勉強する決意が必要。仕事ばかりしていてはいけない。もっと考えること。自分は何屋か? 自分のビジネスは何なのか?
  ・エンターテイメント経済→買い物そのものがおもしろくないとダメ。
  ・すべてのことはビジネスを支えるためにある。
  ・ビジネスは「対話」である。Webサイトに掲示板・チャットを設けることによって、顧客同士の会話を促進。
  ・現在の自分の顧客のことを勉強するのをやめろ。(つまらないから。)
  ・現在、自分の顧客になっていない人のことを勉強しろ。(こっちの方がずっとおもしろい。)
  ・自己受容感(認められたい、エライと思われたい)に集中し過ぎないこと。安定に集中しすぎないこと。
  ・コアコンピタンスは何か。その競争関係の中でリードをとるための能力は何か。

 書き出してみると、最近よく言われていることばっかりで、それほど目新しい内容があるわけではないような気もしてきましたが、でも、まぁ、おもしろかったことは確かです。この人の講演ならまた聴いてみたいですね。そうそう、講演を聴きながら、このホームページにも掲示板のコーナーを作ってみようかなという気になってきましたよ。


 上記イベントに行っている最中、会社から携帯に電話がありました。相手はスタッフ部門の人からでしたが、kokには予想外の連絡でした。おかげで今週末から来週末にかけて忙しくなるかも知れません。来週はあまり忙しくないと思っていたのになぁ〜。



2002年10月4日(金) シリコンバレーベンチャー企業のビジネスデベロップメント

 今日は、kokが勤めている会社に30年間勤務した後、シリコンバレーでベンチャー企業を設立した坂本明男という人の講演を聴く機会がありました。例によってメモったことを書いておきましょうね。

  ・現在のシリコンバレー経営はなるべく早くキャッシュフローをブレークイーブンにすることが求められている。
    (つまり、早く製品を作って早く売るということ。)
  ・その業界のアーリーアダプターと組んで製品を考えることが重要。
  ・製品の50%はメーカの思い込みで、残りの50%はアーリーアダプタの意見を聞いて作る。
  ・体が資本。いろいろな運動をすることが大事。酒は飲まない。
  ・1992年頃に書かれたマーケティングの本に出てくる「Crossing the Chasm of Internet」
  ・今の日本はIT製品を作って勝つ気なし。
  ・インターネット時代の日本の強み(家電発信国/画像・音声・アナログ文化と技術/高品質・高性能・自動化工業技術)
  ・日本の町工場の技術を全世界に売る。優秀なリーダーを海外から雇う。(例:日産のゴーン)
  ・本格的インターネット時代のためのコンポーネントはもうある。インターフェースのところに宝の山がある。
  ・現製品の10倍の性能じゃないと誰も金は出さない。
  ・優秀な人材を雇うにはストックオプション制度が重要。

 その他、ここ数年のナスダックの株価の動きは、1928年-1937年のダウの株価の動きに酷似しているそうで、もしそれが本当だとすると、ナスダックの株価は2003年の始めぐらいまで下がるはず、なんて話もありました。なんというか、自分でベンチャー企業を起こそうって人はやはり個性的ですねぇ。やっぱ、一般人とはどこか違います...



2002年10月5日(土) 掲示板(とりあえず)オープン!!

 一昨日のジェームス・スキナーの講演の中で、Webサイトに掲示板やチャットを設けることのメリットについての話を聞いて、このホームページにも掲示板のコーナーを作ってみようかという気になり、今日、さっそく作ってみました。幸い、プロバイダが簡単に掲示板やチャットを開設するためのCGIを用意してくれているので、作るのはあっという間です。こんな感じになりました。

 さ〜て、とりあえずオープンしたのはいいけどどんな風に使っていきますかね〜? 実はあまり考えてないのですよ。勢いだけで作ったってのが正直なところです。kokが言いたいことは今まで通りこの日記のコーナーに書けばいいわけだから、わざわざ掲示板に書く必要はありませんしね...うーーん、そうですね...たとえば、このホームページを見てくれている人同士の情報交換に使ってもらうとか...そんな感じですかね。まぁ、気軽に書き込んでみてくださいな。

 あとですね、今回はとりあえずオープンな掲示板を作りましたが、クローズドなメンバーだけで利用する掲示板ってのもいろいろ使い途がありそうですよね。例えば、ゴルフコンペの開催通知、出欠の連絡、組み合わせの発表、配車の連絡、最後に順位の発表までの一連の情報交換に利用するとかね。



2002年10月11日(金) 実を積んで謙虚に

 昨日、会社で面接を受けました。10月03日に急に連絡を受けてから、昨日まではこの面接の準備がいろいろたいへんでした。「自分のコアコンピタンスは何だ」とか日頃はあまり考えてないですからねぇ。自分を面接モードに持っていくのにけっこう時間がかかりましたよ。でも、よく考えてみれば、kokはこういう面接とかってのは案外得意な方かも知れません。人からは落ち着いて見えるってよく言われますし(内心はぜんぜん落ち着いてないんですけどね...)。それに、昨年12月に職場を異動したこともあって、ここ数ヶ月は自分のことをいろいろと見つめ直しましたからねぇ。昨日の面接時の質問に対しても、特に返事に窮することなく、日頃から自分が思っていることを答えることができました。案外、自分ってコンサルタントとかに向いてるかも、なんて思ってしまいましたよ。

 で、今日は昨日の面接について上司からコメントをもらいました。まぁ、概ね好評だったようですが、審査官の中にはあまり流暢に喋り過ぎるのを好まない人もいるので、その辺りあまり調子に乗り過ぎないように、「実を積んで謙虚に」を心掛けること、というなんとも的確なアドバイスをいただいてしまいました。ホント、その通りだと思います。



2002年10月12日(土) 新証券税制セミナー

 今朝は野村證券町田支店で行われた「新証券税制セミナー」を聴きに行きました。株式の売却益にかかる課税方法としては、今まで源泉分離課税申告分離課税の2つがあってどちらか選択できたわけですが、来年1月1日からは証券税制が変わり、源泉分離課税が廃止になって、申告分離課税に一本化されます。つまり、上場株式等を売買した場合には、自分で損益計算をして申告しなければならないようになるということですね。

 で、登場したのが特定口座という制度で、これは、証券会社が本人の代わりに譲渡損益の計算等を行うことによって、本人が申告をするための負担を軽くしようというものです。現在、保護預かりになっている株式等を特定口座に預けかえるためには、今年の12月末までに申し込む必要があるので、kokも12月末までに自分の持っている株式を特定口座に入れるかどうかを決めなくてはなりません。それでセミナーを聴きにいったのですが、ポイントは以下のような点ですね。

  ・証券会社で損益等を計算してレポートしてくれるので特定口座は便利だし、特に別料金はかからない。
  ・特定口座には、証券会社で源泉徴収するコース(基本的に申告が不要)と源泉徴収しないコース(自分で申告)がある。
  ・源泉徴収するコースは楽だが、自分の勉強にならないのと、変化する制度に柔軟に対応できないかもしれないのが問題。

 ということで、現時点でのkokの結論は「特定口座の源泉徴収しないコースを利用する」ですが、どうもこの新税制についてはまだいろいろ議論されていて、年末までにいくつか見直しが入る可能性があるとのことですので、特定口座の申し込みをするのは12月に入るまで待とうかと思っています。

 あと、今回のセミナーで初めて知りましたが、上記の他にも「譲渡損失の3年間の繰越控除」とか「1年超保有の税率軽減」とかいろいろな優遇制度もできているのですね。こういうのを勉強して有利に使いこなすためにも、あまり他人任せすぎるコースってのは考えものですよねぇ。やはり、ある程度は自分の頭で考えないと。



2002年10月15日(火) やっと合格

 今日、会社で技量認定試験を受けました。今日受けたのは、03月19日に初めて受けて、たったの2点(1問)足らずで不合格だった科目です。実はその後も何度か挑戦しているのですが、いつももう少しのところで合格点に届きません。最初の頃は何度か挑戦すればそのうち合格するだろうと高を括っていたのですが、途中からこれは思ったより難易度が高いのだと認識を改め、試験を受けた後はなるべく出題問題を覚えて帰るようにし、また、同じ科目を受けた他の人からも情報を入手して確実に正解できる問題の数を増やすようにしていきました。うーーん、我ながら地道な努力ですねぇ。

 でも、その甲斐あって、今日はなんとか合格点を突破しましたよー。よ〜し、よし。この調子で今年中にあと1科目、3月末までにもう1科目ぐらい制覇しちゃいましょうかねー。



2002年10月18日(金) エンジェルA

 今日は会社で国際エンジェル連盟日本支部(IAIジャパン)の理事長をしている人の講演を聞きに行きました。講演のタイトルは「エンジェルから見たビジネスデベロップメント」。この日記のコーナーをずーっと読んでくれている人は覚えているかも知れませんね。そうです、実は昨年の今頃にも同じ人の講演を聞いたのですよ。昨年の講演に感銘を受けたので、今年もぜひ聞きたいと思って申し込んでおいたのです。今日は10月の組織変更に伴う職場の引越し作業(ビルの13階から14階に職場が移動します)があったりとか、来週月曜日からは海外出張なのでその手続きだとか、ちょっと風邪気味でイマイチ調子がよくないとか、いろいろあったのですが、まぁ、なんとか調整して聞きに行くことができました。

 講演が始まってすぐ、「し、しまったぁ〜」と思ったのは、配られた資料が昨年のものとほとんど変わってなかったからです。「そ、そうかぁ〜、2年も連続で聞きに来るヤツなんて俺ぐらいなのかぁ〜!?」と気づいたのですが、時すでに遅し、やはり講演内容も昨年とあまり変わりない内容でした...それじゃぁ、まったく無駄だったかと言うとそうではなくて、むしろけっこう意味のあるものでしたよ。それはなぜかというと、講演の内容は昨年と同じでしたが、それを聞くkokの方が昨年とは違うからです。この1年間、ビジネスや起業ということについてはずーっと意識し続けてきましたからね。昨年と同じ話を聞いても受け留め方や理解度が違います。具体的にどう違うかを文章で表すのはまだ難しいのですが、とにかく自分で昨年とは違うと感じましたよ。



2002年10月21日(月) デンバー出張

 10月21日(月)〜26日(土)はアメリカ・コロラド州・デンバーに出張に行きました。出張とは行っても海外視察団への参加なので、まぁ楽な出張だよと高を括っていたのですが、朝から晩までスケジュールびっちりだし、現地はが降ってるし...もともと風邪気味の状態で行ったので、いきなり体調を崩してしまい、案に相違してかなりキッツイ出張になってしまいました。

 でも、まぁ、いろいろと勉強にはなりましたよ。特に「英語力」と「体力」、この2つが無いと他の能力がどれだけ優れていてもダメなんだなぁ〜と実感できました。「英語力」の方はもともと無いのでいまさらですが、「体力」の方は思っていたより深刻かもしれません。こんなにすぐ体調を崩してしまうようでは先が思いやられます。そろそろ真剣に体力アップに取り組まないとね。

 しっかし、デンバーってところは何もないところですねぇ〜。強いてあげればロッキー山脈ぐらい。アメリカの中規模都市ってのはあんな感じなんでしょうかね? デンバーらしいお土産を探すのに苦労しましたよ。そういえば、帰国してから「TV Bros」を見て知ったのですが、おげれつコメディアニメの「サウスパーク」はデンバー近郊に実在する町の名前だそうですよ。そういえば「サウスパーク」を見てるとときどき雪山が出てくるけどあればロッキー山脈だったのかなぁ〜。



2002年10月27日(日) TOEICM

 昨日、デンバー出張から帰ると、09月29日に受けた一般のTOEIC試験の結果が届いていました。ドキドキしながら封を切ると...480点!!...思わず、 Ya−−−−Ha−−−−!! 「アイシールド21」(漫画です)風に叫んでしまいましたよ。スコア的には7月に受けた時結果465点と大差ないですが、会社の上司から470点以上取れと厳命されていたkokにとってこの15点UPはかなり重要です。これで今後やらなければならないことの優先順位をかなり柔軟に決めることができるようになりましたよ。ホントは7月の時点でこのレベルを突破しているつもりだったんですけどねぇ...でも、まぁ、これでやっと中小企業診断士情報処理技術者の試験対策を予定に入れられるようになりました。そうそう、あと体力増強計画も入れないとね。

 もちろん英語の勉強はまだまだ続けますよ。やっぱりTOEIC600点ぐらいは欲しいところです...というわけで、今日は、またまた一般のTOEIC試験を受けに行きました。(可能な限り受けるのだ!!) 試験場は前回と同じ相原にある法政大学のキャンパス。ここへは自宅から1時間ぐらいで行けるし、kokにとっては験(げん)のいい試験場になりつつありますね。

 今日は体調が良くありませんでしたが、デンバー出張から帰ってきたばかりだし、リスニングはいつもより良く聞こえたような気がします。リーディングの方は、PartXに時間がかかりすぎて、PartZが半分ぐらいしかできないといういつものパターンでした。読むスピードをもっと上げないとね。でも、なんだか初めて英語が少し楽しくなってきましたよ。




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