日記のコーナーです。


2002年11月1日(金) 「週末起業」これで私もお金持ちかも

 先日聞きにいった国際エンジェル連盟日本支部(IAIジャパン)の理事長さんの講演の中で、藤井孝一という人が書いた「「週末起業」これで私もお金持ちかも」という本の紹介がありました。さっそくインターネットで手配しておいたのですが、その本が今日届きました。届け先に指定してあった職場が入っているビルの売店で本を受け取って、帰宅の電車の中で読み始め、町田に着く頃にはおおかた読んでしまいました。著者はこの本の中で「週末起業」のポイントとして次の3つを上げています。

  1.会社を辞めずに始める。  2.小資本で始める(借金をしない)。  3.インターネットを使う。

 これについては、昨年の春頃にkokが起業について悶々と考えてみた時の結論とほぼ同じなので、基本的に賛成なのですが、kokにとっての問題は別のところにあって、この本の中にその問題を解決するためのヒントがあるのではないかと期待した分、ちょっと物足りなさを感じてしまいました...kokにとっての問題とは何か?...それは「kokだけが供給できる売り物が思いつかない」ということです。な〜んだ、と言われるかも知れませんが、ホント思いつかないのですよ。これさえ思いつけば、売る手段とかその他のことはなんとかなるような気がするのですけどね...

 ああっ、そうだ...あと、会社の就業規則ってのを一度チェックしておく必要があるなぁ〜。



2002年11月2日(土) 中小企業診断士C

 今日は御茶ノ水にある(財)企業経営通信学院という一般の教育機関に、中小企業診断士の講座の説明会を聞きに行きました。中小企業診断士については2月に書いたっきりほったらかしにしてましたが、ここ数ヶ月の懸案だったTOEICが最低ラインを突破したことだし、そろそろ次の目標が必要ってことで動き出したわけです。

 説明会の聴講者はkokを含めてたったの2人だけでした。なんでこんなに少ないかというと、(たぶん)もう時期を外しているからです。中小企業診断士の講座は通常は10月開始なので、すでに講座はスタートしていて、こんな時期に説明会に来るやつなんてkokぐらいなわけです(もうひとりいましたが...)。kokも10月からスタートしたかったのですが、まずはTOEICが最重要課題だったし、ごく最近までその結果がどうなるかわからなかったので、結局、この時期になってしまいました。(まぁ、しょうがない。)

 (財)企業経営通信学院の講座もすでにスタートしていて、今からだと第2クールからの参加になり、第1クールの講義はビデオで見て追いつくことになるようです。(これはけっこうたいへんですねぇ。) この教育機関の講座のユニークなところは、各クールの最後にグループディスカッションによるケーススタディが入っているところです。他の聴講生、特に異業種の人とこういったところで話ができるっていうのはなかなかいいですよね。



2002年11月3日(日) 文化の日 教育訓練給付制度B

 そういえば、昨日の説明会で、教育訓練給付制度の見直しが検討されているという話がありました。前にも書いたように、現状、この制度を利用すれば「教育訓練経費の80%に相当する額(上限30万円)」が戻ってくるのですが、来年からこの80%が40%になるかも知れないとのことでした。こういう時代にこそこういう制度が必要なのになんでそんなことするかなぁ〜。



2002年11月4日(月) 振替休日 中小企業診断士D

 一昨日に引き続き、今日も中小企業診断士の講座の説明会に行ってきました。今日行ったのは市ヶ谷にある日本マンパワーです。今日も聴講者はkokを含めて2名だけでした。(つくづく、時期を外してますねぇ。) 今日の説明会では、事務局から講座についての簡単な説明が30分ほどあった後、実際の講師による中小企業診断士試験についての講義が90分ありました。事務局の人が少し冷たい感じなのが気になりましたが、講師の先生の説明はさすがと思わせるものでした。

 「他の教育機関ではグループディスカッションを取り入れているところがありますが、こちらではそういうのはしないのですか?」と質問してみたところ、昔は取り入れていたが、現在の中小企業診断士の2次試験を考えた場合、グループディスカッションは効率的ではないとの判断から今はやっていない、との回答でした。たしかに、そう言われるとそんな気がしないでもないですね〜。

 講師の先生曰く、「中小企業診断士の試験に受かるためには8月までに1,000時間勉強してください」とのこと。1,000時間というのは途方も無い時間ですよー。うーーん、そんなにできるかな〜? 要は、経営コンサルタントのスタートラインに立つということに、それだけの時間勉強するだけの意義を見出せるかどうかですね。

 kokの場合、もうひとつ問題があって、今までTOEIC対策で英語の勉強をしてきて、実は最近になってやっと英語が聞こえるようになってきたところなので、このまま続ければけっこう英語の実力が上がるのではないかと思っているところなのですが、これをここでやめて中小企業診断士の勉強に切り替えるかどうか、ということも判断しなければなりません。



2002年11月7日(木) 運転免許証の更新

 先月デンバーに出張した頃からずーっと風邪が治りません。明日は朝から休むわけにはいかないオリエンテーションあるので、大事をとって、今日は会社を休んで寝ていることにしました。それで午前中はずーっと寝ていたのですが、12時頃、会社からの電話で起こされ、メールを1通会社に送った後、昼飯を食べに外に出ました。

 韓国料理屋「徳の家」でピビンバを食べた後、ついでに(ちょっと距離がありますが)町田警察署まで運転免許証の更新手続きをしに行きました。kokは優良運転者なので運転免許更新センターだけでなく、指定警察署でも更新手続きができます。今日は平日なのであまり人がいなくて(10人もいないぐらい)、自動販売機で収入証紙を買って、申請書を記入し、視力検査をして、写真撮影、とここまでで15分もかかりませんでした。その後、30分の講習を受けて、新しい免許証(おおっ、ゴールドだ!!)を受け取って終わりです。

 終わった後、係りの人に「運転免許証がICカードになるのはいつ頃ですか?」と聞いてみました。「今、いろいろやってるようだねぇ」との回答でしたが、なんか嫌そうでしたね。なんででしょ? 運転免許証の次の更新は5年後。いくらなんでもそれまでにはICカード化されてるかな?



2002年11月8日(金) 中小企業診断士E

 今日の午前中は会社で、これから来年の3月ぐらいにかけてやらなければならないことについてのオリエンテーションがありました。これから春までの数ヶ月、論文を書いたり、テストを受けたり、プレゼンをしたり、面接を受けたり、いろいろしなければならないようです。もちろんこの作業とは別に本来の業務があるのでけっこうたいへんかも...な〜んて、弱気なことを言っていてはダメですね。会社の仕事以外にもいろいろチャレンジするのだー!!

 ということで、また中小企業診断士の話です。実は今日の午後、社内の教育機関主催で中小企業診断士試験に関する無料講演がありました。前半1時間半が(財)企業経営通信学院の講師による講演、後半1時間が社内教育機関の講座の宣伝です。現在の業務に直接関係する内容ではありませんが、無料だし、まぁいいかと思って、一応上司の了解を得たうえで聞きに行きました。で、どうだったかと言うと...聞きに行って良かったです。やっぱり来年、中小企業診断士試験にチャレンジしよう!!という気になりましたよ。下記にメモったことを書いておきますね。

  ・中小企業診断士をめざす人には次の3タイプあって、3番目のタイプが90%を占める。
     a.独立をめざす人  b.退職が近くなった人  c.ビジネススキルを学びたい人
  ・日経新聞の今日のことば、東洋経済(週刊)、企業診断(月刊)、経営を読む辞典、神保町の書泉グランデ、等がお奨め。
  ・積み残した勉強は気にせず積み残すこと。積み残しを何とか挽回しようとすると、やることが雪だるま式に増えていく。

  ・1次試験は8科目で計1,000点満点。600点以上で合格。ただし1科目でも40%以下だとアウト。つまり苦手科目があるとダメ。
  ・講師は600時間ぐらい勉強したが、そのうち300時間はそれまでほとんど知らなかった財務会計の勉強に費やした。
  ・多くの人の場合、1次試験では財務会計が最大の難関。簿記3級に受かるぐらいの実力があればOK。

  ・2次試験(筆記)は次の4つの事例から出題される。
     a.組織に関する事例  b.マーケティング・流通に関する事例  c.生産・技術に関する事例  d.財務に関する事例
  ・2次試験(筆記)に通るのは上位650人ぐらい。実務補習のキャパシティで合格者数が決まるというもっぱらの噂。
  ・2次試験(筆記)は平安時代の歌合せのようなもの。お題を与えられたらすぐに歌(答え)を作らないといけない。
  ・2次試験(筆記)では聞かれたことだけを素直にストレートに答える。
  ・2次試験(筆記)はその時のトレンディな店(最近ならユニクロとか)を模した問題が出されることが多い。

 kokの場合も最大の難関はやはり財務会計でしょうね。これは何か対策を考えましょう。でも、どれも興味を持って勉強できそうな科目ばっかりのような気がしますよ。あと、そうそう、中小企業診断士の年収についてですが、リクルートが調査した結果だと年収2,000万円なんて話をしてましたね。どういう統計データなのか詳細はわかりませんが、中小企業診断士なんて独立して食っていけるのかな?とも思っていたので意外でした。これでまたやる気がアップしましたね。



2002年11月11日(月) 年末調整B

 今年も年末調整の時期になりました。kokが勤める会社では明日までに年末調整のデータをWebに入力しなければなりません。昨晩たまたま見ていた地球の歩き方ホームページの掲示板「旅のQ&A」に、「海外旅行傷害保険は年末調整の控除対象になる」という記事が投稿されていたので、今日はさっそく、春にL.A.&ホノルルに行った時の海外旅行傷害保険の金額を控除として申告しておきました。今回のはわずかな金額ですが、やっぱり知らないと損することってあるんですよねぇ。

 ついでに書いておくと、全労済「団体生命共済」は控除対象、電機連合「けんこう共済」は控除対象外です。



2002年11月12日(火) ICカード利用最前線

 さきほどワールドビジネスサテライトを見ていたら、ICカード利用最前線について紹介していました。kokは数年前まで非接触ICカードに関する仕事をしていたので、興味深く見ていたのですが、途中で昔仕事で知り合った人が出てきたりして、なんだか嬉しいような悔しいような複雑な気分でした。ICカードというのは一般の人が考えるよりずーっと前に開発されたもので、今まで何度となく普及する普及すると言われながら、なかなか普及してこなかったものです。番組の中では「ICカードがこの不景気を打破するキーに成り得るのではないか」というようなことを言っていましたが、ホントそうなるといいですね。



2002年11月13日(水) 姪へのプレゼントB

 今週の土曜日は姪の誕生日です。今年も例によって、プレゼントを何にしようかあれこれ悩んだのですが、どうも良い案が思いつきません。もう時間が無いので、さきほどAmazon.co.jp「学研まんが ひみつシリーズ」というのの中から何冊かチョイスして注文しておいたのですが...どうかなぁ、気に入るかなぁ〜? あと、いつものミニプードルでも贈っておきましょうかね。



2002年11月14日(木) 証券会社と銀行の連携サービス

 今日、野村ホームトレードから新しいサービスが始まるとのお知らせメールが届きました。三井住友銀行の「One’sダイレクト」から野村MRFに資金を移動する場合、今までだと振込み手数料がかかったわけですが、どうもこの手数料が無料になるようです。逆に、野村MRFから三井住友銀行「One’sダイレクト」に移動する場合の手数料は、もともと野村證券が支払うものなので、この両者間の資金移動は基本的に手数料フリーになるということですね。たぶん。kokもこの間を資金移動することが時々あるので助かりますよ。

 そういえば、ここんところ銀行の株がどんどん下がってますよねぇ。ひとつかふたつ国有化されるんでしょうか? 銀行ももっと個性的なサービスを開発してどんどんアピールして欲しいものですね。



2002年11月15日(金) ザ・ゴール

 少し前に買っておいたエリヤフ・ゴールドラット著「ザ・ゴール」を先週読み始めて、今週読み終わりました。本書は15年以上も前に全米で250万部を超えるベストセラーになり、日本では昨年やっと翻訳されてベストセラーになった本です。いわゆるビジネス書なわけですが、読み始めてすぐストーリー自体がおもしろいことに驚きました。かなり分厚い本(500ページぐらい)なのですが、おもしろいのでどんどん読めてしまいます。この本はビジネス書というより、むしろ小説としてお奨めしますよ。少しだけ引用しておきましょうか。

  > 私たちが探し求めているものは、いったい何なんだ。三つの簡単な質問に答えることのできる能力じゃないのか。
  > 「何を変える」、「何に変える」、「どうやって変える」かだ。マネージャーとして求められる、最も基本的な能力を
  > 捜し求めているんだ。考えてもみてくれ。この三つの質問に答えられないような人間に、マネージャと呼ばれる資格が
  > あると思うかね。



2002年11月24日(日) 中小企業診断士F

 結局、中小企業診断士の講座は日本マンパワー「11月ストレートコース」を受けることにしました。決め手は、そうですね、説明会の時の「この講座の目的は中小企業診断士試験に合格することではなく、コンサルタントを育成することです。」という説明になるほどと思ったからですかね...で、今日が講義の第1日目。オリエンテーションと経営診断論という講義でした。

 中小企業診断士の1次試験は次の8科目がありますが、重要なのは前半の@〜Cで、2次試験もこの4つから出題されます。

   @.企業経営理論(経営戦略/組織論/マーケティング)
   A.財務・会計
   B.運営管理(生産管理/店舗施設管理)
   C.経営情報システム
   D.新規事業開発
   E.経営法務
   F.経済学・経済政策
   G.中小企業経営・政策・助言理論

 このうち新規事業開発や助言理論は簡単だと言ってましたし、経営情報システムはkokの専門なのでたぶんあまり勉強しなくても点が取れます。と考えると、8科目を均等に勉強するのではなく、重点的にやるべき科目と軽くやればいい科目とを見定める必要があるってことですね。


 そういえば、今日は一般のTOEIC試験の日でしたが、中小企業診断士の講義と重なったのでTOEICの方をサボりました。


 日本マンパワーに行った帰り、ボジョレ・ヌーボーを買っておくためにデパートの酒屋に寄りました。買ったのはボジョレー・ヴィラージュ・プリムール(生産者:ルイ・ジャド)。昨年飲んで美味しかった銘柄です。しばらくは何かと忙しいのでとりあえず買っておくだけですが、まぁ、年末には飲めるかな?



2002年11月25日(月) TOEICN

 今日、先月受けた一般のTOEIC試験の結果が届きました。試験を受けた時には、リスニングが前より少しだけいいぐらいの感じかな?と思いましたが、だいたい当たってましたね。リスニング290、リーディング225、トータル515。前回より35点アップです。よしよし、この調子、この調子。このまま600点ぐらいまではリスニングを重点的に上げていきましょー。



2002年11月27日(水) IAIジャパンセミナーC

 今日は午後休暇を取って、IAIジャパン主催の「バイオベンチャーとネットベンチャーの起業家講演」というのを聴きに行きました。会場は新宿区山吹町にあるラポール日教済、参加費は2千円でした。

 講演は2つあって、始めのひとつは楽天株式会社ビジネスサービス事業部事業部長 佐藤友木子さんの講演でした。この佐藤さん、まだ20才代半ばぐらいですかねぇ。若いです。こんなに若いのに事業部長ですよ!! なんだか複雑な気がしないでもないですが...でも喋ることを聴いていると、やっぱ、しっかりしてます。自分はあれぐらいの年齢の頃なにをしてたかなぁ〜?なんて考えてしまいましたよ。彼女らが設立した「プロトレード」という会社が楽天に事業売却された時の内輪の話や、楽天の社風の話なんかが聴けてなかなか興味深い内容でした。

 もうひとつは東京工業大学教授 石川智久氏の講演でした。学校のセンセーの話だし、テーマは「ポストゲノム時代のバイオテクノロジー戦略」といかにも硬そうなテーマだし、こりゃあ〜寝ちゃうかなぁ〜と思っていたのですが...予想に反して、このセンセー、ユーモア(というよりオヤジギャグ)満載の軽快な喋りで、なんとも楽しい講演でした。最近は大学発ベンチャーに注目が集まっていますが、こういうセンセーにはどんどん頑張ってもらいたいものです。



2002年11月30日(土) 痛恨のエラー

 今日は会社で論文試験を受けました。1つのテーマについて800〜1,000字の論文にまとめます。テーマは全部で3つ、所要時間は3時間でした。kokは字が汚いので丁寧に丁寧に書くようにしていたのですが、そうしたら3つ目のテーマではぜんぜん時間が無くなってしまって、最後の方は殴り書きで書いたにもかかわらず600字ぐらいしか書けませんでした....完全に時間配分のミスです、というか、ちゃんと時間配分を考えていたのかどうかも疑わしい...いくら丁寧に書いても最後まで書かなきゃ意味が無いのに...もう、今日という今日は自分にがっかりです...


 夜は、K森氏を誘って町田の韓国料理屋「徳の家」に飲みに行きました。kokは自分の間抜けさ具合を誰かに喋って憂さ晴らしがしたかったのですが、K森氏は今週、急に職場の異動を言い渡されたそうで、彼は彼で憂さ晴らしがしたかったようです。




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