今日のM校の講義は生産事例。午前中の事例はそれほど難しいとは思わなかったので、けっこうできたと思ったのですが...実際には落第点でした。あとで見直してみて、いい点がもらえなかった理由は、これまでできていた「因果で書く」ということが、今回はできていなかったからだと気づきました。
単に改善点を答えるだけでなく、その改善点を選んだ根拠を与件文から引っ張ってきて、それを解答に付け加える。このことによって、「出題者の意図に沿った改善策を書きましたよー」ということをアピールし、出題者に「カワイイやつ」と思ってもらえる解答にするわけですね。
それでがどうしてできなくなってしまったか? 今日の午前中の事例では、あまり悩むことなく改善策が決まったので、すぐにその改善策を書いてしまい、「因果」を添えることを忘れてしまったのですね。もちろん「因果」のことを考えた結果で改善策を選んでいるわけですが、考えただけで解答には盛り込んでいなかった。いくら頭で考えても、解答に書かなきゃ採点者には伝わらない。採点者にとって「カワイイ答案」になってなかったわけですね...
解答作成プロセスに、「因果を書いたつもりで書いてないんじゃないかをチェックする」を追加することにします。
Posted by kok at 2007年07月08日 22:54