コクログ -中小企業診断士チャレンジ日記-: 資格を取りたい人が増えている理由

2004年3月2日(火)

資格を取りたい人が増えている理由 [資格&習い事]

今週はしばらく「資格チャレンジ宣言系ブログ」について、思いついたことを書いてみたいと思います。まずは「資格を取得したい人が増えている理由」について。

ここ数年、kokの身の回りでも「資格を目指して勉強してます」という人が増えています。資格を取りたい理由は人それぞれですが、これには社会的な背景も大きく影響していると思います。

ひとつは、これまでの年功序列型の人事制度から、成果主義・実力主義・能力主義による人事制度に徐々にシフトしてきたこと。急に能力主義とか言われてもねぇ。人の能力を評価するってのは難しいことですよ。特に高度成長時代に年功序列制度の中でえらくなっていった人達は、自分自身がそのような評価を受けてきたわけではありませんからねぇ。急に「部下の能力評価をしろ」って言われても難しいんじゃないかと思うのですよ。

そこでクローズアップしてくるのが「資格」。資格なら、誰が見てもその人がその分野に関して特別な能力がありますってことがわかりますからねぇ。客観的な説得力があるわけですよ。で、自分の能力評価を上げる(ハクをつける)ために資格を取りたいという人が増えているんじゃないかと思うわけです。

もうひとつは、これまでの終身雇用が崩れ、人材の流動化が進んできていること。人材の流動化が進むってことは、転職したり、職場を異動したりする人が増えるってことです。新しい職場でも以前と同じ仕事をするのならいいのですが、前の職場では必要なかった別の能力を求められるってことありますよね。そういう場合、急いでその能力を取得する必要があるわけですが、その能力を取得する手段のひとつとして資格にチャレンジするということがあると思います。

kokの場合、学生の頃からどちらかというと技術的なことばかりやってきたのですが、数年前から「もっとビジネス全体を見渡せるようになりたい」と思うようになり、それで日本マンパワーに中小企業診断士の講義を聴きに行くことにしました。

日本マンパワーに通うようになり、日頃の仕事とは違う内容の講義を聴いていると、それだけでもけっこう楽しいのですが、やはり「せっかくだからちゃんと資格を取りたいなー」と思うようになります。でも、いざ、資格を取ることを考えると、なにかとたいへんですよねぇ.....というところで次に続きます。

Posted by kok at 2004年03月02日 08:00
過去のコメント

確かに、客観的に「能力」を評価するのって難しいですよね。
資格は水戸黄門の印籠と同じ働きをするのかもしれません(笑)
控えおろー!みたいな(爆)

ただ、私が今思うのは、
自分の持つ「資格」の使い方をも考えないといけないんだろうなぁ、ということです。
例えばどこかに転職するとして、自分はこんな資格持ってます、というところまではいいんだけども、
じゃぁその資格で何ができるの?何でその資格取ろうと思ったの?ということを、どこまで語れるか、納得してもらえるか、、という。

私にとっての「中小企業診断士」は、今の仕事の延長線上です。
営業の1つの部隊ってプチ会社みたいなもんで、そのプチ会社1つ1つ、状況もターゲットも違うわけです(汗)
それを(まがりなりにも)外から見て、モノを言う立場として、もっと知らなきゃいけない、知りたいことが山ほどあるし、実際経理の面でも営業政策の面でも、今の勉強の途中で納得できたことはたくさんありますね。。

さぁ、今日もがんばりまっす!(笑)

Posted by: いずみ at 2004年03月02日 22:21

いずみさん、こんにちは。kokです。

そうですよねぇ。資格はあくまで「手段」であって、資格を取ることが「ゴール」ではないってことは肝に銘じておく必要がありますよね。

私の場合、「もっとビジネス全体を見渡せるようになりたいなー」と思ったのがきっかけでしたが、それじゃあ、「資格を取った後どうするの?」と聞かれて、明確に答えられるかというと...いまのところできません。

でも、少しづつ、ほんの少しづつですが、明確になってきているような気もしているのですよ...って、ぜんぜん明確じゃないなー。(笑)

Posted by: kok at 2004年03月06日 16:08
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