今晩は、プロボノを推進しているサービスグラントの嵯峨代表の出版記念セミナーに行って来ました。場所は虎ノ門の日本財団。こういう誰かの出版イベントなんてのに行くのは初めてのことです。
嵯峨さんのお話は、プロボノが上手くいかないパターンの話から、まだ企画検討中の(震災を受けた企業を対象とした)事業再生プラン構築支援プログラムの話まで、パソコンを使ってわかりやすく説明されました。嵯峨さんの話しっぷりは、人柄の良さが伝わってきますね。
最後に話のあった、「日本のメーカーはすごく高品質の製品を作ることができるのに、日本の行政の施策やNPOの活動はずいぶんと品質が低い」という話はおもしろいですね。これを「しくみづくり」によってなんとかしたいというのが嵯峨さんのベースにある考えなのだと思います。
嵯峨さんのこの話を聞いていて、kokはメーカーに勤めているわけですが、自分がしたいのは「ものづくり」より「しくみづくり」の方じゃないのかなぁーなんてことを考えましたよ。
Posted by kok at 2011年05月18日 23:50