コクログ -中小企業診断士チャレンジ日記-: ソーシャルアライアンスフォーラム2010

2010年12月6日(月)

ソーシャルアライアンスフォーラム2010 [中小企業診断士]

今晩は、新丸ビルの10階、東京21cクラブで、ETIC主催の「ソーシャルアライアンスフォーラム2010」というイベントがあるというので、行ってみました。特別講演の田坂広志先生のお話が素晴らしかったですよ。特に、「ここんとこ元気な企業は、ボランタリー経済とマネタリー経済が相互浸透している」という話は、興味深かったですねー。

たとえば、Amazonのネットで本を売るビジネスモデルはマネタリーだけど、レビューというボランタリーを含んでいる。Googleの検索エンジンは只で提供されている(ボランタリー)けど、Google自体は広告収入などで儲かっている(マネタリー)。日本型経営はもともとボランタリー経済を内包してきたのに、ここ数年はそれを忘れてしまい、マネタリーだけの志の低い経営になってしまっている。いやー、kokが勤めている会社にも当てはまっていると思いますねー。

活性化の鍵は、ボランタリーとマネタリーの相互浸透。企業内診断士は実務ポイントを稼ぐために無償でコンサルをすべき(ボランタリー)だとか、いやいや、企業内診断士であっても、無償でコンサルして診断士の価値を下げてはいけないから、有料で行うべき(マネタリー)だとか、いう議論がありますが、案外、二項対立で考えるのではなく、第三の選択肢を模索するのが活性化の道なのかも。

Posted by kok at 2010年12月06日 23:50
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