数か月前から少しずつ読んでいた「世に棲む日日」を今日、読み終わりました。いやー、ひさびさに面白い司馬遼太郎作品を読みましたよ。最後の10ページぐらいは読み終わるのがもったいないと思ったぐらい。
これまで幕末と言えば、坂本竜馬や新撰組を中心とした本しか読んだことがなかったので、吉田松陰や高杉晋作については大まかなことしか知りませんでした。実際に読んでみると、吉田松陰も高杉晋作も、そして当時の長州の人々も、思っていたのとはずいぶんイメージが違いましたね。あんなにみんな勉強好きだったとは。
「おもしろき こともなき世を おもしろく」
が辞世の句なんて、高杉晋作は最後の最後までかっこよすぎです。
そう言えば、萩なんて高校生の修学旅行で行ったきりですが、ちょっと行ってみたくなりましたよ。
Posted by kok at 2009年06月08日 23:50