今週は京極夏彦の「後巷説百物語」を読んでいます。「巷説百物語」、「続巷説百物語」の数十年後を描いた、このシリーズの第3弾です。どうにもならない事態や悲しい現実を、実際には存在しない妖怪の仕業にすることで、鮮やかに解決してしまう又市の大仕掛け。
京極夏彦と言えば、昨年9月に買った「邪魅の雫」がどういうわけかぜんぜん読み進めず、うーーん、京極夏彦もあまりおもしろくなくなってきたのかなぁーなどと思ってましたが...この「後巷説百物語」はスイスイ読めます。たぶん今週中には読破しちゃいそうですね。
Posted by kok at 2007年05月10日 23:50