本を整理していたら、「孤独のグルメ」が出てきました。いわゆるグルメ漫画なのですが、他のグルメ漫画とはちょっと違ってます。食材に関するウンチクとか、料理勝負とか、主人公と店主とのふれあいとか、そんなものはいっさいありません。中年男がひとりで店に入って食事をするだけのお話です。
男がひとりで食事すると言うと、わびしいとか寂しいとかそういうことを思い浮かべますが、一方で、ひとりであるからこそ自由に、好きなものを好きなだけ好きなように食べることができる。これも、ひとつのぜいたくなんだろうなぁーと思ったりします。読んでるうちに、主人公のモノローグが癖になってくる、そんな漫画です。
しっかし、この漫画の主人公はおかずをいっぱい注文し過ぎ。つい、マネしたくなるじゃないか...
Posted by kok at 2007年05月02日 23:50