今週から吉本佳生著「金融広告を読め」を読み始めましたが、なかなかおもしろいです。この本では、金融商品広告の読み方を解説し、甘いうたい文句の裏にある危険性を指摘しているのですが、
一般の日本人が金融機関に対して抱くイメージはまだまだ甘い。日本で営業している銀行・証券会社・保険会社の大半は「とりあえず、だませる客は、できるだけだましてぼったくる」ことを、経営の基本としていることを認識すべきです。
とは、「はじめに」からなかなか痛烈です。
でも...たしかに...数年前、kokが入っていた生命保険の特約を外そうと思って、その保険会社の窓口に行った際、窓口の人は「それはできません」と明らかな嘘をついて、特約を外させないようにしたことがありました。
kokは事前に詳しい人に相談していたので、毅然とした態度で交渉することができ、特約を外すことができたのですが、多くの人はあれでだまされてあきらめるのだと思います。「テレビでCMを何度も見る有名な保険会社がこんなひどいことをしてるんだ!!」と思って、ずいぶん驚いたことを覚えています。
Posted by kok at 2005年06月22日 23:50