今週のモーニングの「働きマン」は、マッサージ店で働くセラピストのお話でした。本人は今の仕事が好きで、お客さんのコリをほぐしてあげることに喜びを感じているのですが、ひとりひとりのお客さんに対して丁寧な仕事をしたい本人の気持ちと、客の回転効率だけを考える店の方針との間に悩み、ついにその店をやめることを決意、というところで後編に続きます。
kokも同じようなことを考える時があります。ひとつひとつの仕事を自分らしい切り口で丁寧に丁寧に仕上げていきたいという気持ちがある。でも実際には、常にいくつもの仕事に追われていて、ひとつひとつの仕事にそんなに時間をかけていられない。
もう少し時間をかけて考えれば、もっと上手くできるのがわかっているのに、やっつけ仕事でなんとか全体を回して行くしかない。でも、いくつもの雑な仕事が集まってできた全体を回して行くことに意味があるのか?とも思う。
「質の高い仕事をやりたかったら趣味でやれ」と言う声も聞こえてきそうですが、仕事は仕事と割り切れる人ならともかく、仕事の中に少しでもやりがいを見出したいと思う人には、「雑でいいから数をこなせ」と言われるのはつらいですよね。
Posted by kok at 2005年06月09日 23:50