旅日記 2日目 2000年4月28日(金)





我々の行動です。 05:00 起床。06:15 ハワイ島一周ドライブへ出発!!
まずは19号線を北上、途中から270号線に乗ってノース・コハラ方面へ。
カメハメハ大王が生まれたカパアウという町でカメハメハ大王の銅像を見る。
沢のコメントです。 銅像はうっかり見過ごしてしまいそうなさり気ない場所にひっそりと立っていて、見つけるのに苦労した。
このカパアウの手前にあるハヴィ(Hawi)という地名はハワイ(Hawaii)の語源? 似てるよね。
小のコメントです。 うーーーん、どうでしょ....ところで、この時はけっこう寒かったから写真を撮ったら
すぐ車に戻ったけど、沢のことです。はひとりでどこかに行ってたよね?
沢のコメントです。 思い出した!! 銅像の後の方には古い公共施設らしき建物がいくつかあって、
そこのトイレ小屋で小用の最中、人の気配がまったく無いのにひとつしかない個室のドアが
閉まっていたので不審に思って、ゆうに3cmはあるドアの隙間から中を覗いてみたら...
真剣な表情でしゃがんでいたおじいさんと目が合ってしまった!!
早朝でシンとした空気の中、何も言えずこわばった表情のまま慌てて用を済ませ、
ちゃんと手も洗ったうえで足音を立てないようにトイレから脱出、車のところまで逃げ帰った。
この間、なぜかずっと息を止めていたような気がする。気まずさというよりも怖さを感じて
しまったのだよ。鉄砲持って追いかけられそうな。...これがトイレ事件Part-1の真相です。
朝から強烈でした。


我々の行動です。 250号線を南下し、ワイメアをめざす。
小のコメントです。 250号線はかなりの高地を走る山道で、左右には牧場が多い。
車を止めて下を見ると、果てしなく広がる大地と、遠くにはサウス・コハラの海岸線が...
もう呆れるほど大きくて何もない。


我々の行動です。 ワイメアに到着。マクドナルドで朝食。
小のコメントです。 ワイメアはちょっとした町で色々な店があったが、早朝だったのでほとんどの店は閉まっていた。
マクドナルドではマックリブというのが美味そうだったが、残念ながらブレックファーストメニューしか
注文できなかった。風が強くて少し寒いくらい。天気は晴れたり曇ったり。
沢のコメントです。 少しなんてもんじゃなかった。Tシャツ&短パンだけでは震えるほど寒く、
店は閉まっていて逃げ込む場所もなく、けっこう辛かった。ハワイでこんな体験をするとは。


我々の行動です。 ワイメアから19号線を東へ。途中、240号線に入ってワイピオ渓谷を見に行く。
八のコメントです。 ここで謎の行動をとった人がひとり!!
なぜかトイレの中でフラッシュをたいて、ニコニコ顔で出てきた人がいましたねっ!
沢のコメントです。 展望台の横にポツンと建っているトイレ小屋があったので入ったところ、何というか、
風情があるというか味わい深いというか、その潔いアメリカナイズされたレイアウトに心を惹かれ、
ついシャッターを....決して今話題の盗撮などではございませぬ。
たしかに客観的にはかなり怪しいことをしたんだな、とは思いますが...
そのかわりグッドなショットが撮れました。そのうちここに載っけていただきましょうか。


我々の行動です。 19号線に戻ってさらに東をめざす。
小のコメントです。 左手に海が見える。このあたりの海は深い青色をしていて、サウス・コハラ・コーストの海よりずっと綺麗だ。
右手はマウナ・ケア山。熱帯植物や燃えるような赤い花がいかにも南国風。


我々の行動です。 ヒロに到着。ガソリンスタンドを探して給油。
小のコメントです。 ここは店員が給油してくれるところだったけど、自分で給油するのを体験してみても良かったかも。
沢のコメントです。 「FULL SERVICE」と書いた方に行ったら、店員がこちらは洗車もすると言ったので、
もう一方の何も書いてない方に入り直したら、給油は店員がやってくれた。
サービスには何パターンかあるようだが、未だによくわからない。


我々の行動です。 ヒロから11号線を南下、いよいよボルケーノ(キラウェア火山)に到着。
ゲートで入園料(車1台につき$10)を払う。このチケットは1週間有効。
まずはゲートを通ってすぐのところにあるキラウェア・ビジターセンターを見学。
小のコメントです。 今回はよらなかったけど、この近くには「ボルケーノ・ゴルフ&カントリークラブ」や
「ボルケーノ・ワイナリー」なんてのもあって、かなり心を惹かれた。


我々の行動です。 巨大なキラウェア・カルデラの周りを反時計回りに走る。
途中、蒸気の噴気孔やカルデラが一望できるポイントで車を止める。
火の女神ペレが現在住んでいるとされるハレマウマウ火口は、キラウェア・カルデラの南西端に位置する。
車では行けないので少し歩いて見に行き、記念撮影
小のコメントです。 ハレマウマウ火口までは大きな石がごろごろ転がったところを歩く。溶岩の石を2〜3個ひろっておく。
ところどころ地面から蒸気が吹き出ていて、ちょっと硫黄の臭いがする。
ハレマウマウ火口は古い噴火の跡。でかすぎて写真に入りきらない!!


我々の行動です。 チェーン・オブ・クレーターズ・ロードを走る。道の左右は噴火の跡だらけ。海に向かってだんだん下っていく。
途中、見晴らしの良いところにあった休憩所に寄る。TSUNAMIっていうのは日本からの外来語だったのか。
海を右手に見ながらしばらく走るとチェーン・オブ・クレーターズ・ロードの行き止まりに到着。
ここから先は車では行けない。小屋とトイレがあって、その向こうに溶岩流跡が広がっている。
沢のコメントです。 ここでもやってしまいました。トイレ事件Part-2。
行き止まりに着く少し前からもようしていたので、車を道端に停めると真っ直ぐトイレに向かった。
すぐ前に日本人おばちゃん軍団がツアーバンから降りていくのが見えたので、トイレが混むと読んで
わざわざ軍団を走って追い越し、トイレには無事一着で辿り着いた。
金属製のドアを開けようとレバーを廻したが全然開かない。ドアを叩いても反応は無かったが、
内側から鍵が掛かっているようにみえたため、先客が出てくるのを待つことにした。すると案の定、
さっきの軍団3〜4人が後ろに並び、数分経っても先客が出てこないので騒ぎ始めた。
「ホントに入ってるの?」「鍵かかってますからっ」「空いてるんじゃないの?」「確かめましたからっ」
とりあえずそれでなんとか納まったが、さらに数分間反応が無いため軍団の攻撃はもう押さえられない
状態になった。「ノックしてみなさいよ!」
その時には自分も不安になっていたため、素直にドアをノックした。やはり反応が無い。
そこでレバーを強めに廻してみたら、さっきより多めに廻り、カチャっとな、あ....開いた!!
軍団のやれみたことか砲撃を背中いっぱいに受けながら、そのままトイレに逃げ込んだ。
用が済んでもなかなかドアを開ける勇気がわかなかったが、1,2の3で何事もなかった風を装い、
わざと堂々とした態度で脱出してみた。軍団をちらっと見たら、もう忘れているようだったので、
なんだかこちらが逆にムカムカした。(だから日本人は...)
八のコメントです。 これはトイレ事件Part-3ではないでしょうか? よくよく考えて見れば...
その場にいなかったのが残念です。
小のコメントです。 実は私はその現場にいました。それも沢のことです。の次に並んでました。おかげで沢のことです。がトイレに入っている間中、
トイレの前でおばちゃん軍団との気まずいひとときを堪能してしまった...


我々の行動です。 しばらく溶岩流跡を歩く。
小のコメントです。 一面に真っ黒な溶岩流跡が広がっている。海の青との対比が綺麗だ。
触ってみたが熱くはない。雑草が生えてきているところもある。
ずっと向こうにキラウェア火山の噴煙が見える。あそこまで行くにはヘリが必要かな。
てっきりあつあつどろどろの溶岩が見えるものと期待していたのでちょっとがっかり。


我々の行動です。 チェーン・オブ・クレーターズ・ロードを戻り、行きには通らなかった側のキラウェア・カルデラの周りを走る。
途中、クレーター・リム・トレイルやサーストン・ラバー・チューブを見学。
沢のコメントです。 サーストン・ラバー・チューブの入り口で車を停めようとしたら、先ほどの軍団一味を発見したため、
通過してやった。少し先のところから、火口が見下ろせる山道クレーター・リム・トレイルを数キロ歩いて、
サーストン・ラバー・チューブの入り口に戻ると、計算通り軍団はもう消えていた。どうだ、このやろ!!
けど、クレーター・リム・トレイルは疲れるわりにはあまり面白くなかった。ただの山道に近い。
小のコメントです。 クレーター・リム・トレイルで崖っぷちのところに花が添えてあった。なんでかな?
サーストン・ラバー・チューブは鍾乳洞みたいなもんだね。


我々の行動です。 ボルケーノを後にし、11号線を西へ。
途中、ナアレフという町のマーケットで一度トイレ休憩しただけで、黒砂海岸やサウスポイントにも寄らず。
沢のコメントです。 路上、黒いツアーバンを見かけるたびに、またもや軍団か?と身構える始末。
黒砂海岸やサウスポイントなどの観光スポットに一切寄らなかったのも、
軍団に出会いたくなかったためでもある。(これホント)
八のコメントです。 たしかにツアーだと寄りそうなスポットですからね。
小のコメントです。 この頃はうつらうつらと半分寝てしまっていたので記憶が曖昧。


我々の行動です。 11号線を北上。コナコーヒーベルト地帯に差し掛かる。ガイドブックによるとこの辺りはコーヒー農園
だらけの筈なのだが、11号線を走っただけではよくわからない。土産物店「コナコーヒーギフトズ」に入る。
小のコメントです。 インスタントのコナコーヒーが欲しかったのだが、ここにはなかった。
コーヒー豆をチョコレートでコーティングしたお菓子はなかなか美味い。
八のコメントです。 店員が多いわりに客がいなくて、なんだかかわいそうだったので、思わずお土産を買ってしまいました。


我々の行動です。 さらに11号線を北上。カイルアコナに到着。もう夕方だ。しばらくカイルアコナの町をぶらぶら。
小のコメントです。 ウォーター・フロント・ロウというショッピングセンターでボルケーノの溶岩で作った指輪を売っていた。
1個$3ぐらい。


我々の行動です。 コナ・イン・ショッピング・ビレッジにあるレストラン「コナ・イン」で夕食。
小のコメントです。 ニューヨークステーキを食べたがどうも味が薄い。仕方がないので塩・コショウで味を追加して食べた。
飲み物はコロナ・ビールをオーダーしたつもりだったのに、別のビールが出てきた。今にして思えば、
あれがハワイ島の地ビール「コナ・ビール」との初めての出会いだったんだねぇ。